1956年三重県生まれ。名古屋工業大学卒業。1988年の中国取材を契機に代替療法(西洋医学以外の治療法)やヒーリング(癒し)の世界を取材、執筆。1991年よりイルカとのかかわりをもち、イルカのヒーリングエネルギーについての執筆をはじめる。現在、取材、執筆活動以外にも、自然と調和した生き方を学ぶイルカの学校校長、7年にわたり先代に密着取材をし、自らも氣を出せるようになる。
<場当たり的ではなくしっかりしたビジョンを~核のゴミ最終処分場>原発問題は山積みだが、長年、議論されてきたのが、高度に汚染された放射性廃棄物(核のゴミ)をどうするかということ。廃棄物の処理法が決まらないまま原発を稼働させてきたため、核のゴミはたまるばかり。何ともずさんな計画としか言いようがない。ここにきて、ゴミの最終処分場になってもいいという自治体が現れた。 〜つづきを読む〜
<理想の暮らしを求める中で、自然の営みを実感する> 新型コロナウイルスはいつ終息するかわからないが、この騒ぎをきっかけに、多くの人が自然との共生を意識し始め、都会から田舎へ移住する人も増えている。そんな中で話題になっているのが『ビッグ・リトル・ファーム』というドキュメンタリー映画。理想の暮らしをどう作るか、あるアメリカ人夫婦のチャレンジの物語だ。 〜つづきを読む〜
<すべての作物のもと「種」の未来は大丈夫か?>あまり知られてないけれども「種」の行方への不安が広がっている。種がなければ作物は作れない。その種が、企業の経済活動に組み込まれつつある。農家が自由に種を採取することができなくなることも。 〜つづきを読む〜
<ミツバチやハーブによって畑が地上の楽園になる>2017年8月号の会長対談に登場していただいた高安和夫さん。銀座ミツバチプロジェクトの仕掛け人と言えば思い出していただけるかもしれない。一般社団法人トウヨウミツバチ協会の代表理事としてミツバチの魅力を伝えるだけでなく、環境や健康についても積極的に発信している。 〜つづきを読む〜
<一人ひとりが原発問題を考え行動する時期がきている>地震と津波、それに加えて原発の大事故。あれから9年になろうとしている。あの後、始末はどこまで進んでいるのか。特に原発問題はもっと真剣に考える必要がある。再稼働だ、新しい原発の建設だという声も聞かれるが、日本の現状と未来を考えたとき、その方向性にはNo!と言いたい。 〜つづきを読む〜
<リニューアルされた展示館。福竜丸が伝えたいこと>夢の島に都立第五福竜丸展示館がオープンしたのが1976年(昭和51)6月10日のこと。43年も前のことだ。鋭角に尖がった屋根が特徴で、中へ入ると、木造マグロ漁船の「第五福竜丸」がドーンと展示されている。40年以上もたった建物はさすがに老朽化。昨年の7月から大規模改修工事が行われていた。4月2日にリニューアルオープン。久しぶりに新しくなった展示館を訪ねてみた。 〜つづきを読む〜
<原発は危険だと訴える正義と情熱の裁判官、弁護士> 今月の会長対談では元裁判官の樋口英明さんが原子力発電所の危険性についてお話してくださった。福島であのような大事故が起こったにもかかわらず、再稼働が始まっている日本という国の先行きは? 私たち国民が、もっと真剣になって考えないといけないことだ。 〜つづきを読む〜
<小笠原で捕獲されたネコの里親探し。ネコも自然も守るため>小笠原の自然を守るために島民がさまざまな活動をしている。今年は返還50周年で盛り上がっている小笠原諸島。2011年には世界自然遺産に登録された。東洋のガラパゴスと呼ばれ、その豊かな自然は世界有数のものだ。小笠原の島々は、4千数百万年前にプレートとプレートのぶつかり合いによって噴出したマグマが固まってできたと言われている。海の中に忽然と現れた陸地だった。 〜つづきを読む〜
<新しい時代を感じさせる。オンラインでの授業や仕事>新型コロナウイルスで学校は休みになり、仕事も在宅でという会社が増えた。そんな中で大いに活躍したのがインターネットだった。オンラインでの授業や会議などが盛んに行われ、授業のあり方、働き方など、新しい時代を感じさせるやり方が続出した。。 〜つづきを読む〜
<自然と共生できて多様性のある社会作りを目指す>平日の昼間のイベントにもかかわらず、100農薬も肥料も使わない自然栽培が広がっている。安全で安心な食べ物をという思いはもちろんだが、特に若い人たちの中には生き方を模索して自然栽培を始める人もいる。自然を支配するのではなく、自然とともに生きること。そんな生き方の転換が、自然栽培の広がりから見えてくる。 〜つづきを読む〜
<憲法をもっと知ろう!「五日市憲法」が市民の手で映画化された>本誌2018年8月号の対談に登場してくださったのは歴史研究家の新井勝紘先生。50年前に東京多摩地区、五日市の開かずの土蔵から「五日市憲法草案」を発見した。以来、この憲法草案や、起草者の千葉卓三郎についての研究を続けてきた。東京都羽村市の市民が中心になって活動する「憲法を勉強する会」が「五日市憲法」を映画化(タイトル『みんなの憲法』)。6月23日に新井先生の講演会と映画の発表会が行わた。 〜つづきを読む〜
<空き家が増加中。何にも使われず放置されているものも多い>わが家の近くでは次々と大型マンションが建設されている。都心まで通うのに都合のいい場所ということでとても人気があって、住む人が増えてきている。しかし、同時に高齢化が進んで、住み手のなくなった空き家が増えてきているのも現実だ。大きなショッピングセンターはにぎわっているが、商店街にはシャッターが閉まった店が並ぶ。町全体がとてもアンバランスになっているのだ。 〜つづきを読む〜
<どうしたら空き家を有効に活用することができるか>平日の昼間のイベントにもかかわらず、100人ほど入る会場は満席だった。ネクタイをしたビジネスマンが目立つ。どうも、不動産関係の人が多いようだ。空き家がビジネスの対象として考えられて始めているのかもしれない。ビジネスになっていかないと、なかなか物事は動かない。そういう意味で言うなら、アキラボの人たちの遊び心が、ビジネスマンのアンテナにもキャッチされるようになり、今ちょうど、地域を動かそうとしているというタイミングのようだ。 〜つづきを読む〜
<こ農業を志すのもひとつの道。自然相手が向いている人もいる> 新型コロナウイルスの影響で、多くの人がライフスタイルを変え始め、田舎での生活や農業に目を向ける人が増えてきた。就農を真剣に考えている若者、田んぼや畑を始める年配者。7月から8月にかけて東京と大阪で「新・農業人フェア」というイベントが開催された。コロナ騒ぎ中、農業を志す人たちでにぎわっていた。 〜つづきを読む〜
<こんなときだからこそ、自分にできることで社会に貢献したい> 新型コロナウイルスによって、社会のシステムが大きく崩れている。人と人との接触が限定され、何となく世知辛くなってきた。しかし、その一方では自分にできることで少しでも世の中の役に立とうと動き出している人もいる。 〜つづきを読む〜
<ラグビーワールドカップからさまざまなことを学んだ> 9月から10月にかけて、日本中がラグビーのワールドカップで盛り上がった。日本代表の快進撃に、それまでラグビーなど見たことのなかった人まで熱狂。試合内容ばかりではなく、選手たちの言動や運営のあり方など、世界に向けて日本ならではの重要なメッセージを発信できた大会だった。 〜つづきを読む〜
<激しい偏見と差別。政府が元ハンセン病患者の家族に謝罪。> 今年の6月、熊本地方裁判所は、元ハンセン病患者の家族への賠償を国に命じる判決を下した。7月には政府が控訴断念を表明し、原告団の勝訴が確定した。患者さんはもちろん、家族の方たちも、どれだけ偏見・差別に苦しめられてきたか。そして、いくら政府が謝罪をしても、その傷は癒えないし、子どもや孫たちにまで差別が及ばないかという不安は消えないだろう。 〜つづきを読む〜
<第一回やなせたかし文化賞を受賞~株式会社エクラアニマル> 正義のヒーロー・アンパンマンの生みの親であるやなせたかしさん。2013年に94歳で亡くなったが、彼の遺志を次代に残そうと「やなせたかし文化賞」が創設され、2月に第一回目の受賞者が発表された。文化賞に選出されたのがアニメ製作会社の「エクラアニマル」。同社の創立者の一人で、アニメ作品の監督、作画を担当する本多敏行さんにお話をうかがった。子どもたち、地域のために利益を度外視してがんばる不思議な会社だ。 〜つづきを読む〜
<オープンして5年。黒字経営が続いている> 話題になっている古本屋さんに行ってみた。新聞でもときどき紹介されている。JR中央線の三鷹駅から歩くと15分くらいだろうか。 何が話題か。無人の本屋さんだということ。無人であっても代金を支払わずに本を持ち帰る人はいない(監視カメラはついていた)。「信用」「善意」のもとに成り立っている、たぶん日本にたった1軒しかない本屋さんだ(世界中探してもないかも)。 〜つづきを読む〜
インターネットという技術を使い善意の輪を広げるコロナ禍で悲鳴を上げている生産者たちをSNSで救う〜5月末になってやっと「緊急事態宣言」は解除されたけれども、長期間、町は閑散としていたし、解除後もしばらくは自粛ムードが続くことになるだろうと思う。新型コロナウイルスの感染者の数も気になるけれども、あらゆる業種で深刻になっている経済的な問題はどうなるのか。心配や不安が広がっている。 〜つづきはここをクリック
厳しい浄化に向き合わないといけない。人類は何をすべきか新型コロナウイルスの勢いはまだまだ終息には向かわない気配だ。目に見えない小さなウイルスが世界中の人たちをパニックに追い込んでいる。ホピの予言で言われている「浄化」のひとつかもしれない。大変な事態だけど、人類が意識を変えるチャンスでもある。 〜つづきはここをクリック
寝たきりの人がカフェで働ける。分身ロボットOriHime-Dの可能性難病で寝た切りだったり、長期に入院している人が、自宅や病院にいながらにして仕事ができないものか。遠隔操作型の分身ロボットを使って外出困難な方がカフェで接客を行なおうという試みが東京都内で行われた。 〜つづきはここをクリック
ざっくばらんに楽しく統合医療を語れる場を作って欲しい氣は医療の分野でとても重要な役割を果たすはず。実際、氣を受けることで長年の体調不良から抜け出せた人も少なくない。しかし、科学的な根拠がないということで、なかなか医療としては認められないのが現状だ。そんな中、より幅広い医療を求める医師たちが集まり始めている。 〜つづきはここをクリック